亜鉛サプリと腎臓の関係

亜鉛サプリと腎臓の関係

人体に不足しがちな栄養素である亜鉛を手軽に摂ることのできる亜鉛サプリ。
インターネットを見ると、この亜鉛サプリを飲んで腎臓に障害が出てしまったと言う人がいるそうです。
本当に亜鉛サプリが原因で腎臓に障害が起こることはあるのでしょうか?
亜鉛サプリは、実は過剰に摂取してしまうと腎臓に負担がかかり、いわゆる腎臓障害が起こってしまう可能性もあるのです。
そんな亜鉛サプリと腎臓の知られざる関係について今回はご紹介します。

 

人体に大きな影響をもたらす腎臓の役割、知っていますか

腎臓が人体にどのような役割を果たすのか具体的に知っている人はなかなかいないのではないのでしょうか?
よく言われる機能は、腎臓はおしっこを作ってくれる器官として有名です。
確かにそれもあるのですが、腎臓の機能はそれだけではありません。
血圧を安定させたり、血液中に赤血球を作ったりと血液に関係する役割もたくさんしています。
そのため、腎臓の機能が落ちてしまうと貧血になってしまったり、血圧が悪くなってしまったりと体の調子を悪くしてしまいます。
さらにビタミンD の体内に関する働きに関係しているので、腎臓が悪くなってしまえば、ビタミンD によって作り出されるカルシウムがうまく生成されないという問題も発生させてしまいます。
このように腎臓は人体にとっては欠かせない臓器なのです。
では、この腎臓と亜鉛にはどのような関係があるのでしょうか?

 

亜鉛の役割は爪や髪の毛などの「細胞」を活性化すること

腎臓は血圧の数値を正常にしたりビタミンD の働きを手助けしたりと人体にとって重要な役割を持っています。
それに対して亜鉛は人体の細胞分裂に関すること全てに影響を及ぼしています。
具体的には、細胞分裂によって成長する肌や髪の毛、爪などを作る働きを手助けしたりしています。
亜鉛が人体にとってここまで重要な役割を果たしているということを知っている人はおそらく多くはいないでしょうか。
亜鉛は細胞分裂の役割以外にも、基礎代謝を高めてカロリーを消費しやすくするという女性にはうれしいダイエット効果などを持ちます。
そんな亜鉛ですが摂取することが非常に難しいため、亜鉛を摂る場合はサプリメントを使うことが多くなりました。
その亜鉛サプリを摂ることによって腎臓に悪い影響を及ぼすことがあるのです。

 

亜鉛は腎不全に効く?亜鉛と腎臓の知られざる関係

亜鉛は様々な人体にとって良い役割を持つと言うことをご紹介しました。
先述した機能以外にも亜鉛は味覚障害など体に出ている問題を解決してくれる役割もあります。
そのせいか、腎臓の不具合である腎不全にも効果を及ぼすと思っている人も少なからずいるようです。
これは事実としては逆で腎不全になることによって亜鉛が欠乏するというのは研究で明らかにされています。
そのせいか、一部勘違いした人が亜鉛を飲むことによって腎不全を治療することができると思っている人がいるようですがそれは研究で因果関係が明らかになっているわけでもありません。
ただし、腎不全によって亜鉛が不足してしまうのは研究によって明らかになっているため、腎不全による亜鉛欠乏症を亜鉛サプリによって補っている人は多くいるのです。
このように亜鉛を摂ることで腎臓に悪い影響を及ぼすということは、普通はありえません。
ではどういったときに亜鉛サプリが腎臓に悪い影響を及ぼしてしまうのでしょうか?

 

亜鉛が腎臓に悪影響を及ぼすたったひとつの理由

亜鉛サプリが腎臓に対して直接悪い影響を与えるような効果が無いことを紹介しました。
ではネットなどで書かれている亜鉛サプリを飲むことで、腎臓が悪くなったというのは嘘なのでしょうか?
亜鉛のサプリを飲むことによって、腎臓に何か悪い影響を与える方法はあるのだとしたらそれは、亜鉛の過剰摂取以外は考えられません。
亜鉛サプリには1日に摂るべきに必要な量というものがしっかりと決まっています。
それ以上摂ってしまうと急性亜鉛中毒になってしまい、人体に様々な悪影響を及ぼしてしまうのです。
この人体に与える悪影響の一つが腎臓に障害を与えてしまうこと、つまり腎臓の機能を低下させてしまうことなのです。
ネットで亜鉛サプリのせいで、腎臓が悪くなったと言っている人はおそらく1日に必要な量である10ミリから30ミリグラム以上を継続的に飲んだ人なのではないでしょうか。

 

まとめ

腎臓はおしっこを作る器官で、その他にも血圧を安定させたり、赤血球を作ってくれるなどの大切な役割を持ちます。
亜鉛サプリは人体に不足しがちな亜鉛を手軽に摂ることのできるサプリメントです。
腎臓の不具合である腎不全の人は亜鉛不足を引き起こしていますので亜鉛サプリで亜鉛を補っている人もいます。
亜鉛は必要以上に摂ってしまうと過剰摂取となり、腎臓にも悪い影響を及ぼしてしまいます。
亜鉛が過剰摂取にならないように飲むようにすれば、腎臓障害などは起こらないので1日の用量を守って飲むようにしましょう。