亜鉛はアレルギーを抑制する働きがある

亜鉛はアレルギーを抑制する働きがある

亜鉛は皮膚や爪にとっても大事な成分

小さい頃からアトピーで悩まされている、寝不足など生活サイクルが崩れると湿疹が出てしまう、寒くなるとあかぎれなどが起こりやすいなど、悩みを抱えている方もいらっしゃるでしょう。
皮膚のトラブルを抱えている際には、新陳代謝が促されにくくなっていることが考えられます。
通常は皮膚下では常に新しい皮膚が作られ、古い皮膚が剥がれ落ちると生え変われるように準備しています。
亜鉛はこのサイクルを繰り返すためにも必要な成分で、亜鉛が不足すると皮膚のターンオーバーが起きにくくなり、古い皮膚組織がいつまでも残って肌荒れを起こします。
傷ややけどをした時にも同様で、皮膚がなかなか生まれ変われないために治りが悪くなります。
またタンパク質との合成が上手にいかなくなり、爪がデコボコに生えてきたり、伸びにくくなったりするので注意しましょう。

亜鉛が不足すると起こる症状について

亜鉛摂取不足になると、さまざまな症状を引き起こします。
髪の毛を作るためにも必要な成分なので、不足すると抜け毛が増えます。
細胞分裂がうまく行われなくなり、貧血を起こすこともあります。
また、味覚障害になったり、免疫力が落ちて病気になりやすくなったりします。
慢性的な疲れ、記憶力低下、生理不順、にきび、皮膚炎などの症状にも注意しましょう。
さらに不足している状態が続くと、アレルギー性疾患、肺炎、糖尿病、痴呆、うつなどの症状も引き起こします。
日本は他国と比べて摂取量が少ないと言われており、アトピー性皮膚炎などで悩まされている方も増えてきています。
アレルギーを持っている方は、体内の老廃物が上手に吐き出せていないケースが多いといわれています。
そのため皮膚のターンオーバーが鈍くなり、腸に老廃物が溜まって便秘になります。
アレルギー持ちの方の80パーセントが便秘で悩んでいるというデータもありますので、このことからも体外に老廃物を排出する必要性を感じるでしょう。

亜鉛を食べものや飲み物、サプリメントから摂取しましょう

亜鉛は、食べものや飲み物からも摂取することが出来る栄養素ですので、意識して摂るようにしましょう。
成人男性で1日11 mg、成人女性で1日9 mg摂取したいと言われています。
しかし実際は平均で成人男性が1日9mg、成人女性が7 mgほどしか取れておらず、多くの方が不足しています。
牡蠣に多く含まれていますが、その他にも牛肉や干し海老やゴマやココアや大豆などから摂取出来ます。
体内に吸収されるのは30パーセント程で、ほとんどは体外に排出されてしまいます。
そこで、ビタミンCやクエン酸や動物性タンパク質と一緒に摂取をして、吸収率を上げることもおすすめです。
吸収率を上げてくれるレモンやお酢、そして魚や肉などを取り入れてバランスの良い食生活を送りましょう。
毎日の食生活からの摂取が難しい場合は、サプリメントで補いたいです。
あくまで補助的なものと考え、不足している分だけ補うようにしましょう。

妊娠中や授乳中は特に気をつけたい

亜鉛は、アレルギーを抑制するためにも摂取したい栄養素ですが、妊娠中や授乳中は特に積極的に摂取しましょう。
赤ちゃんに栄養がいく分、自身の体に吸収される量が減ってしまいます。
1日の摂取量は、妊娠前よりもプラスして2mgから3mg摂取が必要と言われています。
普段よりも意識して摂取するようにしましょう。
そして、マグネシウムやカルシウムもあわせて摂取を心掛けましょう。
ミネラルを摂取するためにも必要な栄養素で、皮膚に働きかけてくれます。
妊娠中や授乳中になると、頭皮湿疹など肌が乾燥をして痒くなるトラブルが出る方もいるので注意しましょう。
また亜鉛不足である方は、鉄不足であるとも言われています。
妊娠中や授乳中は、通常よりもたくさん鉄分を必要とします。
貧血で悩んでいる時にも、意識して摂取をしましょう。
貧血の改善や皮膚のトラブルでお薬を飲むことが難しい時期でもありますので、意識して摂取をしたいです。

亜鉛を意識して摂取をしていきましょう

亜鉛を摂取することで、さまざまな効果を得ることが出来ます。
免疫力を高めたり、精力アップを目指したり、味覚障害の改善にも役立ちます。
慢性的に不足すると、うつや痴呆、糖尿病などの病気を引き起こしてしまうので注意が必要です。
皮膚のトラブルにも効果的で、アトピーなどのアレルギーを抑制するためにも意識して摂取をしたいです。
体外に老廃物を吐き出すために必要ですので、便秘やアレルギーの改善が期待できます。
日本人は特に不足しがちですので、栄養バランスの良い食事を心掛け、食品で不足する分はサプリメントを活用して取り入れましょう。
ただし、サプリメントはあくまで補助的な役割として使用しましょう。
また、妊娠中や授乳中は普段よりも多く必要だと言われています。
頭皮湿疹や貧血などのトラブルも抱えやすい時期ですので、意識して摂取するようにしましょう。